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水のコンサルタントって?

私たちが快適な生活をおくるために使う水はどこからくるのでしょうか。そして、使い終わって捨てられた水はどこに行くのでしょうか。

三木設計は“安全でおいしい水を家庭にお届けし、使って汚れた水を、また清浄な水にお返しする”
そんな“水のコンサルタントの仕事”を1/2世紀にわたって続けてきました。  
三木設計は“豊かな環境づくりのパートナー”として地域社会の“生活環境の向上と水環境の保全”に貢献します。

利用できる水の量

利用できる水の量

地球は“水の惑星”と呼ばれています。衛星写真などで宇宙から見た地球は、広く海に覆われ青く輝いています。地球上には海水のほか地下水や地表水などの陸水、大気中の水蒸気など、いろいろな形で水が存在しています。

地球上に存在する水の量は約14億立方キロメートルと推定され、そのうち97~98%が海水で占められています。陸水にも多くの塩水湖沼があります。このため、主に淡水を利用している私たちが利用できる水は、地球上に存在する水の“ほんのわずか”ということになります。

三木設計は、“大切な水資源の有効利用”について、いつも考えています。

自然の水循環を支える仕事

水循環イメージ

地球上の水は、大気、地表面や地下をつねに循環しています。海水や地表水は太陽熱によって温められて蒸発し、大気中に水蒸気としてとどまり、やがて雲になります。雲は雨や雪を地表に降らせます。地表に降った雨や雪どけ水は地表面を流れて、湖沼や河川を経て海に注ぎます。そのとき一部は、地下に浸透して地下水になります。そして、地表水や海水は再び大気中に蒸発して“自然の水循環”が形成されます。

三木設計は、この“自然の水循環が止まらないように”支えています。

上水道コンサルタント

私たちは、食事をするとき、洗濯をするとき、入浴するとき、草花や庭に水を撒くときなどたくさんの水を使っています。この水は塩分がほとんど含まれていない、きれいな淡水です。さらに、人の体に入る食事や飲料水は、病原菌や毒物などを含まない無色透明で、おいしい水でなければなりません。このような安全でおいしい水を市民に安定供給するために“上水道”があります。

上水道は、水源から水道水の原料となる原水を取り込み、水路によって浄水場まで運搬して浄水場で飲める水に変換し、さらにその水を各家庭や事業所などの消費者へ配給する“システム”になります。

水源から消費者までの“上水道システム”は、貯水、取水、導水、浄水、送水、配水、の各施設と給水装置で構成されます。この“上水道システム”をデザイン(設計)することが水のコンサルタントの“仕事の一つ”になります。

上水道の特徴として、地域によって原料の品質が異なることが上げられます。一般的に製品は、一定で高い品質を持った原料を確保してつくられます。それが、製品の品質やコストを管理する上で重要な要素になるからです。 しかし、上水道の場合は、原料となる原水を供給する地域で調達します。このため、水源も地下水であったり、河川水や湖沼水などの地表水であったり様々です。この地域や水源の種別によって異なる水質の原水から、水道水の品質規格といえる「水質基準」に適合した水を製造する“浄水システム”を構築することになります。

上水道コンサルタント

原水の水質は、一つとして同じ物がありません。これが、デザイン(設計)の魅力の一つといえます。デザインには、豊富な知識や経験に基づいた技術力が必要になります。

三木設計は“上水道システムのデザインに必要な技術力”を持っています。

下水道コンサルタント

下水道コンサルタント

一方、人の住むところには下水が発生します。し尿をはじめ台所、浴室などからの排水、洗濯排水などがあります。近所に食堂や事務所があればここからも排水が発生します。さらに工場からも排水が発生します。これらの排水には有害物質や病原細菌が含まれている可能性もあります。

また、自然現象として降る雨も、家屋や舗装道路で覆われた地表面に滞留して浸水被害をもたらすことがあります。さらに地表面に滞留した雨水も、また汚れています。汚水と雨水を併せて下水と呼びます。

汚水は、悪臭やコレラなどの水系伝染病の原因になります。さらに汚水が河川や海域などへ流入すれば水質汚濁の原因にもなります。人口が集中し市街化が進めば進むほど汚水や雨水が増え、これを放置すれば人間生活に悪影響を及ぼすことになります。このような汚れた水をきれいにして河川や海域などの公共用水域に返すために“下水道”があります。

下水道は、汚水や雨水を集め、処理し、自然界に戻す“システム”になります。“下水道システム”は、下水を集め排除するための管路、ポンプ施設などの排水施設と、さらに集めた下水を処理するための処理施設などで構成されます。この“下水道システム”をデザイン(設計)することが“水のコンサルタントのもう一つの仕事”になります。

三木設計は“下水道システムのデザインに必要な技術力”も持っています。

コンサルタントが必要な理由

物をつくるとき、簡単なものは自分でデザイン(設計)し、道具や材料を用意し、自分で組み立てをして完成させます。これが上水道や下水道システムをつくるとなると、調査、計画、設計、監理の各プロセスにおいて、それぞれ専門的な技術を持った技術者あるいはグループが必要になります。このような専門技術を持つ技術者集団が“水のコンサルタント三木設計”です。

また、“水のコンサルタント”が行う調査、計画、設計、監理などはすぐれた知的な生産活動です。報告書、設計図書その他のコンサルティングサービスは、技術経験、知識、技術情報によって創出される知的生産活動の成果になります。

“三木設計”は、水のコンサルタントとして必要な“技術経験、知識、技術情報”をすべて持っていますので、高品質の成果品を提供できます。

コンサルタントが必要な理由

必要な知識と資格

必要な知識と資格

上水道や下水道システムをデザイン(設計)するために必要な知識としては、土木工学分野の水理学のほか、土質工学や構造力学などの基礎知識があげられます。

その他にも広い分野の工学が関連しており、衛生、化学、建築、機械、電気、計装などの各分野にわたる総合工学が必要になります。

また、水のコンサルタントに必要な資格としては、上下水道部門の技術士や技術士補があげられます。このほかに、シビルコンサルティングマネージャ(RCCM)、1級建築士、土木、建築、管及び電気工事施工管理技士などの資格も重要な資格になります。

“三木設計”は、水のコンサルタントに必要な“知識と資格をもった技術者”がいます。

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